花贈りのプロに聞いてみた！「バレンタインだから贈りたいブーケ」

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花贈りのプロに聞いてみた！「バレンタインだから贈りたいブーケ」

2月14日はバレンタインデー。
日本では、女性が好きな男性にチョコレートをプレゼントすることから広がりましたが、世界規模で見ると、花やメッセージカードを贈る習慣が多く、「世界で一番花を贈る日」と言われています。今年は男女関係なく、日ごろの感謝の気持ちを込めて「フラワーバレンタイン！」してみませんか。

そこで花贈りのプロである青山フラワーマーケットのスタッフ4名に、「バレンタインだから贈りたいブーケ」を聞いてみました。
パートナーに、恋人に、恋心を寄せる友達に、同性の友達に。
様々なシチュエーションを想定して、バレンタインだからこそプレゼントしたいブーケを実際に束ねてもらいました。

大好きな彼女に、オトナ可愛いブーケ！

「本命ブーケということで、バラをメインにチョコレートコスモスやスイートピーを入れました。」
と、丁寧な接客に定評のある和田はブラウン系で大人っぽくまとめてくれました。

「バレンタインのプレゼントには赤やピンクを選ぶ方が多いのですが、あえて異なる色をチョイスするのもおすすめです。相手に似合いそうな色、ぱっと目についた色などをセレクトすると、オンリーワンのギフトになること間違いなしです。」

予算：約8,000円花材：バラ(ラフィネポルテ)、スイートピー(ライトブラウン)、チョコレートコスモス、ダウカスボルドー、リシアンサス(アンバーダブルショコラ)、トケイソウ、ヘデラベリー

女友達に渡すなら、思いっきりピンクに！

「男性から女友達へのプレゼント」というお題から、ピンク×グリーンのブーケを作ってくれたのは、とびきりの笑顔が特徴の坪内。

「女性へのプレゼントといえば定番のピンクですが、一言でピンクと言っても淡い色から濃い色までバリエーションが豊富です。ブーケはピンクでも、ラッピングペーパーを白にすることで、清々しさをプラスしました。」
こんなブーケを男友達からもらったら？
思わずそんな妄想をせずにはいられませんでした。

予算：約5,000円
花材：バラ(ブルジョワ)、ダリア(バレンタイン)、スイートピー(ベルルージュ)、トリフォリウム(ツインキャンドル)、カーネーション(アンティグア)、ユーカリ(銀世界)、ガマズミ(トキワガマズミ)

青春時代の甘酸っぱさを黄色に込めて

イエロー×ブラウンのブーケを作ってくれたのは、センス抜群の岡崎。
「青春時代の甘酸っぱさを表現するため黄色を選びました。でもそれだけだと少し照れくさいので、『バレンタインだから！』と言えるように、チョコレートカラーも散りばめました。実際にこのスイートピーは『チョコレート』という品種なんです。」
と、ちょっぴりはにかみながら説明してくれました。

「香りの花（バラ、ストック、チョコレートコスモス、スイートピー）も入れて、花の香りで癒されて欲しい！という想いも込めました。」

予算：約2,500円
花材：バラ(ジャンヌダルク)、ストック(アイアンイエロー)、チョコレートコスモス、スイートピー(チョコレート)、ヘデラベリー、ラグラス(バニーテール)

仕事を頑張る友人に癒しを

「仕事をバリバリ頑張る友人にあげたいなと思って」
と、黒板アートの達人、木寅はナチュラルカラーのブーケを束ねてくれました。

「都会で働いている友人なので、モードな感じを出すためにアネモネのモナークの白色を数本チョイス。花で仕事の疲れを癒してあげられたらという想いも込めて、あえてカラフルにはせず、グリーンを多めにナチュラル系でまとめました。『主役！』という感じの花は使わず、全体的に小ぶりな花や葉を多めに選んでいます。」

予算：約3,000円
花材：アネモネ(モナーク)、ラグラス(バニーテール)、グリーンベル、六条麦、ブプレリューム、ローズゼラニウム、コデマリ、タラスピ

「バレンタイン」という同じテーマでブーケを作っても、四者四様。
まさに『花は自由なラブレター』。
大切な人を思い浮かべながら、こんな花が似合いそう、こんなグリーンが良さそう、と、花選びの時間を含めて「フラワーバレンタイン」を楽しんでみてください。