[2021.05.03 更新]
丸みを帯びたフォルムに、たわわな花びら。鼻孔をくすぐる甘く爽やかな香り……。春から初夏へと季節が移り変わる短い時期に旬が到来するシャクヤクは、店頭に並ぶのを待ち望むファンの多い花です。華やかな咲き姿は古くから美人の代名詞ともなっており、ヨーロッパでは「Rose of May(5 月のバラ)」と呼ばれて愛されています。
シャクヤクについて知ろう
〜その1〜 種類について実はアジアを起源に持つシャクヤク。江戸時代の日本、19 世紀のフランス、20世紀のアメリカで品種改良が行われ、さまざまな色や咲き姿の花が生まれました。一重の品のあるものから、何枚もの花びらが重なるゴージャスなものまで、その魅力はつきません。
〜その2〜 産地について
シャクヤクは桜のように日本を縦断しながら旬を迎えます。西日本のものから入荷が始まり、4 月下旬から6 月にかけて長野、群馬、新潟と産地のリレーを行い、私たちの元に届くのです。
シャクヤクを使った3 つのスタイリング
STYLE 1 /ワイルド&シックな海外風ウェディングブーケ●花材:シャクヤク(レッドレッドローズ)、バラ(シェドゥーブル、ラディッシュ)、レースフラワー、イワナンテン ●費用:11,000 円〜
STYLE 2/器×色で、オリエンタルな表情を引き立てる
●花材:シャクヤク(コーラルチャーム)、ブバリア、アジアンタム、スノーボール ●費用:3,850 円〜
STYLE 3/開き具合の異なるシャクヤクを食卓に
●花材:シャクヤク(サラベルナール、コーラルサンセット)、ロータス、アリウム ●費用:2,750 円〜
●フラワーベース(左から):ポロン M size 1,320 円、S size 660 円、L size 1,980円(青山フラワーマーケットオリジナル)5 月下旬〜販売開始予定
シャクヤクのつぼみをきれいに咲かせる
ぎゅっと閉じたつぼみから、想像もつかないほどの大きさの花が開くのがシャクヤクの魅力。ですが、「つぼみのまま開かなかった……」なんて声もしばしば耳にします。シャクヤクを美しく咲かせるためのひと手間をご紹介。
高山都さんと「家時間を豊かにする花」
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インフォメーション
【青山フラワーマーケット】花と一緒に楽しみたいシャクヤクのフレグランス
花屋が作った香り「オードトワレ ピオニー」2,750 円(50ml)
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