母の日に贈りたい!人気の花ランキング
年に一度の母の日は、日ごろの感謝の気持ちを伝える大切な日。でも「毎年カーネーションだから今年は趣向を変えたい」「長く楽しんでもらえる花を贈りたい」など、何をプレゼントするか迷っている人も多いのでは?
そこで青山フラワーマーケットで母の日のギフトに人気の花ランキングをご紹介。今年の母の日の花選びにお悩みの方は、ぜひご参考に!
(2022年青山フラワーマーケット「母の日」販売調べ)
母の日といえば!のカーネーションが圧倒的人気で1位。アメリカで20世紀初めごろ、アンナ・ジャービスという女性が、母にカーネーションを捧げたことが始まりといわれ、カーネーションを贈る風習が全米に広まりました。1914年には5月の第2日曜日が「母の日」に制定、日本でも戦後アメリカから母の日の風習が伝わり、母への感謝の気持ちを表す日として定着しました。
「母への愛」「感謝」の花言葉をもつカーネーション。2000年前から鑑賞され、長い歴史のなかで盛んな品種改良を経て、豊富な花色が誕生しました。赤をはじめ最近ではニュアンスのある色合いや、縁を濃い色で彩るバイカラー、また、1本に複数の花がつくスプレーカーネーションなど、品種もたくさん。近づいてよく見ると、キラキラした花びらが美しく、フリルのように幾層にも連なりふんわり咲く姿も魅力です。
梅雨の季節に咲く、雨が似合う花の印象が強いアジサイですが、母の日に贈る花としてジワジワと人気が高まっています。その理由は、「家族の結びつき」や「一家団らん」など、母の日にふさわしい花言葉。また、鉢植えなら育てやすく、毎日の変化を観察しながら長く愛でられます。
小さな花が集まってこんもりと丸く咲く愛らしい姿が、万葉集にも登場するほど古くから親しまれている日本原産の花。現在、日本在来種は「ガクアジサイ」「ヤマアジサイ」と呼ばれています。一方、丸く咲く品種は江戸時代後期に来日したドイツ人医師のシーボルトによってヨーロッパに広まり、品種改良が進んだ後に逆輸入された「西洋アジサイ」です。
土の酸性度によって様々な色に変わることから、「七変化」という別名をもつアジサイ。庭のあるお宅なら、鉢植えから地植えにトライすれば、次の年に色の変化も楽しめるかもしれません。
気品がある咲き姿とかぐわしい香り——その魅力で見るものの心を惹きつけてやまない、花の女王、バラ。古くから愛と美の象徴とされ、誰もが知る代表的な花として一年中店頭を彩る花ですが、5月は旬のシーズンです。
寒い冬を越え、気温の上昇とともに咲き始め、母の日を迎える春に咲き誇るバラ。「愛」や「美」を象徴する花言葉も、いつまでも美しくいてほしいという願いを込めたプレゼントにぴったりです。
ボリュームたっぷりのバラの花束は、非日常感が満載!両手に華やかな花束を抱える喜びは格別なものとなるはずです。
番外編 母の日に贈るフラワーギフトの人気スタイル
「花瓶がないかもしれない」という心配や、「せっかくだから長く楽しんでほしい」という希望など、花の種類だけでなく、贈り方もさまざまなのがフラワーギフト。スタイル別の人気ランキングもぜひご参考に。
花瓶がなくても、そのまま飾って絵になるのがアレンジメント。真っ⾚なカーネーションにブルーの艶やかなサテンをオートクチュールのドレスのようにまとわせて、カスミソウをアクセサリーにしたら、フレンチシックを感じるスタイル。家のどこに置いても、まるで前からそこにあったかのように馴染んでくれます。
「花は好きだけれど、花瓶の準備や水を替えるのが手間」というタイプの方におすすめです。
花のプレゼントと聞いて、まず思い浮かべるのが花束。ペーパーとリボンでおめかししたブーケは、ラッピングをといてそのまま花瓶に飾ったり、好きな場所に分けて飾ったり、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。
. 「花をいけるのが大好き!」というお母様にはブーケスタイルが◎。
花を鑑賞するだけでなく、育てる楽しみも感じられるのが、鉢植えのフラワーギフト。目利きのバイヤーが日本全国から厳選した産地から届くカーネーションやアジサイの鉢植えは、小さくてかわいらしいサイズから、大きくて華やかなものまでご用意しました。
お世話をしながら長く愛でられるので、「ガーデニングが趣味」など、植物に目がない方に喜ばれるフラワーギフトです。