誕生日などのハレの日にたまに人からもらうだけじゃなく、日常生活でも花に囲まれたい！でも残念なことに、自分には花をいけるテクニックがない…。

さらにガラスや陶器など、素材や色、サイズ違い、などなど、フラワーベースはいくつか持っているにも関わらず、「このベースにこのバランスは変？」「おしゃれに見えない」と満足には程遠い気持ちで花のある生活を諦めてしまう、なんてことを繰り返していませんか？

実際、「花屋で花を買って飾ること」は簡単なようでいて、意外とハードルが高いもの。けっきょくデザインが決まっているブーケを買い求め、花瓶にそのまま入れるのが精一杯で先に進めない、というお悩みを抱えている人に朗報です！

季節の移ろいやその日の気分に合った花を自分でセレクトし、フローリストの技「スパイラル」で花束をつくって花瓶に飾る−−−−そんな夢のような暮らしが目指せる画期的アイテム「Hanataba - Bouquet twister（ハナタバ　ブーケツイスター）」がスウェーデンから上陸しました。

6月1日より青山フラワーマーケット全店とオンラインショップで発売^※1。さらにブラックのカラー^※2は南青山本店フラワーベースギャラリーとオンラインショップのみの限定色です。

※1
2025年5月末までは青山フラワーマーケットのみでしか手に入らないスペシャルアイテムです。

※2
ブラックは南青山本店フラワーベースギャラリー、オンラインショップの限定色です。在庫については常時変動するため、大変おそれいりますが詳細は直接店舗へお問い合わせください。

フローリストがブーケをつくるときのテクニック「スパイラル」とは

花屋でフローリストがつくったブーケは、茎がまっすぐではなく、下の方に向けて広がっているのに気づいたことはありますか？

この螺旋状に茎を重ねて束ねていくテクニックが「スパイラル」。青山フラワーマーケットでも、小さなライフスタイルブーケから大きなギフトブーケまで、花を束ねるのに欠かせない基本の技術です。ただまっすぐに束ねたもの（写真左）と比較して、スパイラルの技法を使うと（写真右）立体感が生まれ、ふんわりとボリュームよく、さらに茎の向きが揃うことでより洗練された雰囲気に。型崩れもしにくく完成度が高くなります。

新人時代からフローリストはこの技法を習得するべく学びますが、手の大きさや力の加減、器用不器用などの個人差で、モノにするまで四苦八苦するスタッフも…。何度も練習を重ね、試験に合格して初めてお店に出せるブーケがつくれるようになるのです。

そんなスパイラルが簡単にできたら、とスウェーデン出身のプロダクトデザイナー、クリスチャン・ヨナソンが思いついたのが「Hanataba - Bouquet twister（ハナタバ　ブーケツイスター）」！20年前、スウェーデンのフラワースクールで働いていたクリスチャンは、大阪で北欧のフラワーデザインを教えるために妻と来日。大きくてボリュームのあるブーケの作成に生徒たちが苦戦しているのを見て、だれでも花束が作れる道具があったら？と考えたことが画期的なツールを生み出すきっかけとなりました。

茎をディスクの穴に差し込んでひねるだけでスパイラルが簡単に実現

その後試行錯誤を重ねた末に、茎を通す穴が上下に分かれたディスクをひねることでスパイラル構造を成立させるアイデアを考案。しかしクリスチャンは当初「スパイラルをつくる道具はブーケから外さなくてはならない」と考えていたため、どうやって花束からそのディスクを外すかに苦心し続けていました。

数年後、ふとした瞬間に「ツールを花束から外すのではなく、花束の一部になるような美しいデザインすればいい」と気がつき発想を転換。2018年に試作に取り掛かり、2020年にブランド初のプロダクトとして「Hanataba - Bouquet twister（ハナタバ　ブーケツイスター）」を発表、20年の歳月を経て日本に本格上陸しました。

使い方はいたってシンプル。ディスクの穴に好きな花を一輪一輪挿し、最後にディスクをひねるだけでボリュームのあるブーケが完成します。

＞＞動画でわかりやすく解説！「Hanataba - Bouquet twister（ハナタバ　ブーケツイスター）」の使い方について詳しくはこちら