冬の冷たい風が和らぎ、待ち望んだ春がやって来ました。住む場所や環境が変わるこの季節、「花やグリーンに囲まれた生活をはじめたいな……」という人も多いのでは?
お気に入りの花を見つけるのはもちろんのこと、花を飾るのを簡単で楽しいものにしてくれる道具にも注目を。
ショップスタッフも愛用する3つのアイテムと使い方をご紹介します。
Index
1. 花瓶
2. 花ばさみ
3. 切り花の鮮度保持剤
花を飾るのに欠かせない「花瓶」。手持ちのグラスや空き瓶など身近な容器でも代用できますが、定期的に花を飾るのであればぜひ気に入ったものを買いましょう。
花瓶と花の組み合わせには無限の広がりと楽しさがあり、花を選ぶのがぐっと楽しくなります。
おすすめはこちらの3種。インテリアや普段買う花の量に合わせてチョイスしてみてください。
※花瓶の在庫は店舗により異なります。詳細はご利用店舗にお問い合わせください。
一輪挿し
・花一本から気軽に楽しめるので、最初の花瓶におすすめです。
・場所を取らないので玄関や洗面所などスモールスペースにも◎。
(左)クォーツドロップS 税込14,300円(右)KUMIKI VASE L 税込1,980円
クォーツドロップS 税込14,300円
KUMIKI VASE L 税込1,980円
【一輪挿しと花のバランスに迷ったら・・・】
低めのものは花と花瓶が1:1、細長いフォルムのものは花1.5:花瓶1を目安に。
こぶりなクリアガラス
・飾る花色を選ばないのでひとつあると便利です。
・窓辺や光の当たる場所ならキラキラと輝く透け感も楽しめます。
・ライフスタイルブーケや2~3種類の花を組み合わせて飾るのにちょうど良いサイズ感。
(左)ボトムボタン 税込880円(右)chibihanaこおり 税込990円
ボトムボタン 税込880円
chibihanaこおり 税込990円
色つきガラスや陶器素材
・花瓶自体に存在感があるので少ない本数をばさっと飾っても様になります。
・花を飾らないときも置いておくだけですてきなインテリアに。
(左)Henry Dean(参考商品)(右)ブロ 税込3,080円
Henry Dean(参考商品)
ブロ 税込3,080円
店頭でよく聞かれる「どうしたら花をより長く楽しめますか?」という質問。 その答えは「花ばさみを使うこと」。
ふつうのはさみを使って茎をカットすると、切り口が潰れ、水を吸い上げる“導管”も潰してしまいます。これが花持ちの悪さの原因に。
花ばさみは一般的なはさみと比べて刃が薄く作られているので茎をスパッと鋭角に切ることができます。
枝をカットするときに
グリップが大きく刃に力が伝わりやすいので、普通のはさみで切るのが難しい枝物のカットにも向いています。
枝は茎の先端に切り込みを入れて二股に割ると水を吸い上げやすくなります。
切り戻しをするときに
買ってきた花をいけるときはもちろんのこと、メンテナンスにも花ばさみは活躍。水を取り替えるとき、新たに1cmほど短く茎を斜めにカットすることを「切り戻し」と言います。
断面を新鮮にすることで花が水を吸い上げる力が回復し、美しさが続きます。
【使い方を動画でチェック】
花が枯れる主な原因は「栄養(糖分)不足」と「水の汚れ」。これを解決するのが切り花の鮮度保持剤です。
糖分と抗菌剤を主成分に作られているので花瓶の水に入れるだけで水を清潔に保ち、花の美しさも日持ちもぐんと変わります。
忙しくて頻繁に水を替えられないときに
花瓶の水は毎日取り替えるのがベストですが、鮮度保持剤を使えば3日に一度程度でOKです。
大きな花や高さのある枝を飾ったときに
桜や桃などの枝物を飾ると、花瓶も重たく、運ぶのも一苦労。
栄養剤を使えば水替えの回数が少なく済みます。
【使い方を動画でチェック】
花や緑のある毎日は、小さな喜びと、身の回りの変化に気づく心を与えてくれます。
お気に入りの花瓶や、メンテナンスが楽しくなるハサミ、
頼れる道具とともに、すてきな「花のある新生活」を。