お彼岸の意味と花選びについて
お彼岸とは?お盆との違いは?
お彼岸は、「春分の日」「秋分の日」をはさむ前後3日間の合計7日間で、「春のお彼岸」「秋のお彼岸」とも言います。2024年の春のお彼岸は3月17日(日)~3月23日(土)、秋のお彼岸は、9月19日(木)~9月25日(水)です。期間中はお墓参りなどご先祖さまの供養を行います。
“お墓参り”というと、お盆を思い浮かべる方も多いと思いますが、その違いは大きく分けると『期間』と『目的』です。
お盆は、新暦の8月15日、もしくは旧暦の7月15日を中心に行われることが多く、ご先祖さまの霊を迎え入れます。
お彼岸は、彼岸(向こう側:極楽浄土)と此岸(この世)がもっとも通じやすくなる日に、ご先祖さまを供養することを目的としています。
祖先の魂を家で迎えるのがお盆で、こちらから近くまで行ってお招きするのがお彼岸になります。
なぜ彼岸は年2回?
仏教では、昼と夜の長さが等しくなる春分の日・秋分の日は、太陽が真東から真西に沈むので、「此岸」と「彼岸」が通じやすくなると考えられ、この時期に先祖供養をするようになったと云われています。そのため年に2回となったようです。
彼岸にはぼたもち?おはぎ?
お供えものとして用意されるぼたもちは春に咲く「牡丹」の餅というところから由来し、あんはこし餡が使われます。対しておはぎは、秋に咲く「萩」から由来しており、あんはつぶ餡が使われます。
お彼岸にお供えする花の選び方
仏壇や仏具、お墓を掃除したら、花をお供えします。
四十九日までは白や淡い色が基本ですが、四十九日以降は、明るい色を選んで問題ありません。白い花なら、ユリやリシアンサスがよく選ばれます。どんな花を飾ったら良いか迷ったら、故人が好きだった花や季節の花を自由に選びましょう。
青山フラワーマーケットの店頭では、対でもお求めいただきやすいよう、季節の花を使った仏花用の「メモリアルブーケ」をご用意しています。
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オンラインショップでは、お彼岸にぴったりな心に寄り添うブーケやアレンジメントをご用意しています。
お彼岸の線香選び
花と線香はお供えの基本、香典もお線香をお届けすることから由来され、弔慰の気持ち はお線香に託す意味を持ちます。青山フラワーマーケットでは白梅の香りをベースにしたホワイトフローラルの香りのお線香もご用意しております。良い香りを届けることでご先祖さまに感謝の気持ちを届けましょう。