まるで水彩アートのような絶妙な配色と有機的な陶器のフォルム
紫の花色を楽しむためのオリジナルフラワーベース「紫水 shi-sui」

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紫の花色を楽しむためのオリジナルフラワーベース

自然が生み出す美しい花色の中でも、鮮やかなバイオレットカラーから、優しげなラベンダーカラーまで、色の幅が広い紫の花。
春はアネモネやスイートピー、初夏はアジサイやデルフィニウム、夏から秋にかけてはリシアンサス、秋はダリアなど、「紫の花色が映える花瓶がほしい」———「紫水 shi-sui」は、そんな気持ちを形にしたオリジナルのフラワーベースです。

ままるで水彩アートのような色彩のグラデーション、陶器ならではのまろやかで優美なフォルム、ぬくもりを感じるテクスチャーを理想通りに形にするために、テーブルウェアブランド「Living Talk」に相談。絵の具を紙に落とすと偶然広がる美しいにじみを表現した「「Aquarelle(アクアレール)」シリーズにインスピレーションを得て、瀬戸焼の窯元とのコラボレーションが実現しました。熟練の職人がひとつひとつ心を込めて作陶する、手仕事の世界をご覧ください。

1000年続く焼き物の街「瀬戸」

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温かみのある有機的な曲線を描くフォルムや、水彩画のように釉薬が流れる絶妙な配色は陶器ならでは。機械では生み出せないすべてを、ハンドメイドで手がける瀬戸焼の窯元が可能にしてくれました。

名古屋から電車や車で30分ほど。愛知県瀬戸市は、常滑、信楽、丹波、備前、越前とともに、日本で中世から現在まで生産が続く代表的な6つの窯「日本六古窯」のひとつとして数えられています。瀬戸層群と呼ばれる地層があり、陶磁器の原料となる良質の粘土や、ガラスの原料となる珪砂が豊富に採取でき、理想的な生産条件が揃う瀬戸は、中国から伝わった作陶の技術からいち早く日本独自の釉薬を生み出し、鎌倉時代より陶磁器を生産。陶磁器全般が「せともの」と呼ばれるほど、古くから窯業が盛んな土地として発展してきました。

今回、青山フラワーマーケットが造形と色をデザインした「紫水 shi-sui」の成形から釉薬選び、焼成までを手がけた島倉さんは98年続く窯元。こだわり抜いた難しい条件を全てクリアし、理想の花器に仕上げていただきました。

POINT1
有機的なフォルムを実現する熟練のテクニック
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型抜きをしたボディはわずかな凹みや突起など、見逃してしまうような細かい部分も、竹ベラで土を埋め込み、やすりをかけて成形していきます。

やわらかな曲線と花をいけやすい小さくて丸い口元__「紫水 shi-sui」の特徴である陶器のフォルムは、機械では量産することができないため、鋳込み成形の作業が必要になります。石膏の型に土を流し込み、待つこと1時間半。形となった器を取り出し、続いて精密に仕上がりを確認していきます。

「土を高温で焼き上げるときに、空気や気泡がわずかにでも入っていると、完成したときに歪みになることがあります。型から取り出したこのタイミングでひとつひとつチェックして、コンマ1,2mmほどでも、小さな穴には土を埋め込んだり、歪みにはやすりをかけたり、長年培ったさまざまなテクニックで、お客様のもとへお届けしたときに最高品質のものになるように仕上げています。」と島倉さんが語るように、日本の伝統と熟練の技術が、高品質のものづくりを可能にしているのです。

POINT2
絶妙な色のグラデーションを表現する釉薬の配合
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絶妙な色合いや器の模様、表情は、職人が長年培った技術と、手間ひまかけた工程によるもの。

「紫水 shi-sui」の最大の特徴、紫の花色を引き立てる絶妙な色合いや器の模様は、思い描くイメージを実現するべく、釉薬の配合の試作を繰り返して、最良のバランスを見つけたもの。淡いパープルから柔らかなローズカラーのグラデーションを描く色合いは、数種類ものガラス釉を配合。さらに2種類のガラス釉を掛け分けることで、アートのように垂れ流れる色彩のデザインを表現。さらにガラス釉による透明感と貫入の肌合いが、軽やかさと奥行きを生み出しています。

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5:3:2の比率にこだわった紫色のグラデーションを生み出す、塗り分けに必要な絵付け作業。一度で決めなければならないため、緊張の一瞬。
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数種類を配合した紫色のガラス釉で色付け。
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さらにローズ色となるガラス釉で色付け。
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5:3:2のバランスにこだわった色のグラデーション。温度に敏感で溶ける性質を持つガラス釉は、厚く塗られている部分が溶け出すため、ローズと紫を重ねて垂れ流す工夫を。微妙な流れ具合は釉薬が重なった部分の粘り気で判断するので、長年の経験と感覚が必要です。
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釜焼きに入る前の器が並ぶ様子は圧巻!同じの釜の中でも5度違うだけで釉薬の流れと貫入の入りが変わってくるため「紫水 shi-sui」を焼くのは1250度になる一番上の段だけ。

使い込むほどに表情が変化していく「紫水 shi-sui」

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お気に入りの花瓶は、部屋に置いてあるだけで元気をもらえるもの。パープル(菖蒲色)、モーブ(菫色)、アイリス(藤色)など、さまざまな紫色が配合された色合いは、和と洋の境界線もさらりと越えて、暮らしの中によくなじみます。
絶妙なグラデーションの色彩も、風合いも、他にはない空気感。貫入が入ったり、質感が変わったり、使い込むほどに表情が変化していくのも楽しい「紫水 shi-sui」に、紫の花をいけてみませんか。

青山フラワーマーケットオリジナルベース「紫水 shi-sui」

青山フラワーマーケットオリジナルベース「紫水 shi-sui」

Lサイズ
価格 税込4,400円

Sサイズ
価格 税込2,860円


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