球根のお手入れ方法
特徴
丸々膨れたキュートなルックスと花持ちの良さが魅力の球根。土に植えて育てたり、水耕栽培で室内で育てるなど、楽しみ方は様々です。スイセンやヒヤシンス、ムスカリ、チューリップなど、春ならではの球根をお楽しみください。
水やり
水やりについて
水耕の場合、水の量は「球根の底面がぎりぎり水に触れる程度」が基本です。根が4~5cmほど伸びたら、球根と水面の間が数cmあくように水を減らすと、根が水を求めてより生長します。根が乾きすぎると生長が止まっ てしまうので、こまめに水量を確認したり水換えをしてあげましょう。水換えの目安は2~3日に1回です。
鉢の場合、土の表面を触ってみて、湿っているか乾いているか、確認します。
土の表面が乾いていたら、底穴から流れ出るくらいたっぷりと与えます。受け皿を使用している場合は、溜まった水を必ず捨てるようにしましょう。そのままにしておくと、根腐れの原因になります。
置き場所
開花期は、室内だと暖かすぎたり乾燥しすぎる場合があるため、花を楽しめる期間が短くなります。窓辺など風通しがよく、涼しい場所がおすすめです。直射日光は避けてください。
花を長く楽しむために
暖かい室内の方が早く咲きますが、涼しい場所に置くほど長持ちします。暖房がしっかり効いた部屋よりも、玄関や洗面所など少しひんやりした場所がおすすめです。
日照不足は徒長(必要以上に茎が伸びること)の原因になるのでお気をつけください。ただし、陽の光を当てる場合は、レースのカーテン越しなど直射にならないようにします。
花後の管理
花が終わったら、茎の付け根でカットします。
翌年の栄養を作るため、葉にできるだけ日光をあて、光合成を促します。葉が枯れたら葉を全てカットして、土に植わっている場合は土を落とし、ネット等に入れて風通しの良い日陰で次の植え付け時期(10月下旬)まで保管します。