春の花7選と飾り方アイデア

肌寒さが和らぎ、うららかな陽射しがふりそそぐ春。店頭には冬の寒さを乗り越えて咲いた生命力あふれる花とグリーンが並びます。新生活が始まるこの時期、部屋を彩るのにぴったりな旬の花を飾り方のアイデアとともにご紹介します。

Index
1.　バラ
 2.　ガーベラ
 3.　ラナンキュラス
 4.　カーネーション
 5.　サクラ
 6.　スカビオサ
 7.　ビバーナム・スノーボール

Aroma＝香りを楽しめる花

1.　バラAroma　※品種によって異なります。
いわずと知れた、花の女王。通年店頭に並んでいますが、春のバラは冬にたくわえたエネルギーを使って花を咲かせるため、香り・色ともに格別です。たくさんの種類の中からお気に入りをセレクトできるのは旬の醍醐味です。

一本をシンプルに。花の「顔」が自分の方を向くように、角度を意識して飾るときれいです。
（バラ：青山フラワーマーケットオリジナルローズ）

複数のバラを一緒に飾るなら同系色でまとめると洗練された印象に。
（合わせたグリーン：リキュウソウ）

バラのお手入れ方法はこちら

2.　ガーベラ
すっと伸びた茎の先に放射状に花びらが広がるガーベラ。オーソドックスな一重咲きからしゃれた印象の変わり咲きまで、バリエーションも豊富に揃います。明るい笑顔を思わせる咲き姿と「希望・前進」の花言葉は、新生活を彩る花にぴったりです。

もこもこしたポンポン咲きのガーベラにゼラニウムを組み合わせて。

いけ方をもっと詳しく＞「ONE FLOWER ONE GREEN」はこちら

真っすぐな茎を生かして高さのある花瓶に。ポップなイメージがありますが全体の色数を絞ればシックに決まります。
（合わせたグリーン：ミント、ヘデラベリー、コデマリ）

つぼみガーベラを生産する「アドアーフローカ」の生産者レポートはこちら

3.　ラナンキュラス
幾重にもやわらかに重なり合った花びらが春らしさ満点。ふんわり丸く咲くもの、ワックスがかかったようなつややかな花びらを持つものなど、その咲き方は5通り以上。比較的丈夫で、涼しいところに置いてあげれば一週間以上は長持ちします。

グリーンと小花を添えれば、ダイニングテーブルの主役に。
（合わせた花：スターチス、ヘデラベリー、トケイソウ／フラワーベース：PIPE S size 税込1,650円）

香りの少ない花なので季節のハーブと合わせるとアロマも楽しめます。写真は「ピオニー咲き」の品種。
（合わせたグリーン：ゼラニウム）

ラナンキュラスのお手入れ方法はこちら

4.　カーネーション
国産カーネーションが旬を迎える春。繊細な花色と、ラメパウダーをまぶしたようにキラキラと輝く花びらは高品質な日本産ならではの魅力です。日持ちもとても良く、一～二週間はフレッシュな姿を楽しめます。

水につかる部分の葉は腐りやすいので取り除いて。花の高さに変化をつけるとリズムが生まれます。
（合わせたグリーン：ディクタムナス）

「究極のカーネーション」を育てる浜塚さんの生産者レポートはこちら

5.　サクラ
家でお花見気分を味わうのにぴったりな桜の枝。枝を飾るのは一見ハードルが高く見えますが、大きめの花瓶にさらりと数本を飾るだけでかっこいいインテリアになるのでぜひトライして。つぼみがぷくっと膨らみ、花が開く…そんな毎日の変化も楽しめます。

一本を短く切り分ければ小さな花瓶に飾ることもできます。

6.　スカビオサ
ソフトな花色と華奢な茎が可憐な直径3~5cmほどの小花です。主役の花を引き立てるアクセント使いはもちろん、繊細さを生かして、単体で小さな花瓶や一輪挿しに飾って楽しむのもすてきです。

7.　ビバーナム・スノーボール
まるで小さなアジサイのような見た目が特徴です。みずみずしいライトグリーンの小さな花が集まり、毬のような形を作っています。ほどよいボリューム感とやさしい色はどんな花とも相性がよく、魅力を引き立ててくれます。

旬のバラと組み合わせて。頭がくたっと垂れやすいので下に花を入れて支えてあげるのがポイント。

コラムカテゴリー