ご先祖様が家族と一緒に過ごすために帰ってくるお盆。
地域によって時期も慣習もさまざまですが、故人を偲ぶ気持ちは同じはず。
想いに花を添えて、お迎えする準備を。
ホオズキと牛馬飾り
ご先祖さまが帰ってくる際の目印となるのが、迎え火や提灯の灯りです。
ホオズキは提灯の形に似ていることからお盆に飾られるようになりました。また、中が空洞になっているので、ご先祖さまの魂が宿る場所とも考えられているそうです。
飾り方は宗派や地域によって異なりますが、玄関や仏壇まわりに飾るのが一般的です。
また、お盆の時期に用意するキュウリとナスの飾りは、それぞれ精霊馬・精霊牛といい、「俊足の馬に乗ってあの世から早くお戻りいただき、鈍足の牛に乗ってゆっくりお帰りいただく」という意味が込められています。
行きと帰りを示すことから、牛(ナス)と馬(キュウリ)は逆方向を向かせて飾る地域が多いようです。
お供えにおすすめの花
お供えする花は奇数が好ましいとされていて、お墓参りやお仏壇には左右対称になるように飾ります。
青山フラワーマーケットの店頭では、対でお求めいただきやすいよう、季節の花を使った仏花用の「メモリアルブーケ」をご用意しています。
新盆(初盆)は白色の花を基調とするのが一般的ですが、2年目以降は色のある花でかまいません。
花選びに迷ったら、故人が好きだった花や季節の花を飾ってはいかがでしょうか。
きっと戻られたご先祖様も、喜んで心地よく過ごしてくれるはずです。
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気持ちを香りに乗せて
お供えの基本でもあるお線香。
気持ちがこもった花とともに、良い香りに包まれれば、ご先祖さまもきっと「里帰り」を気持ちよく過ごせます。
「香花伝」は、白梅の香りをベースにした華麗で清らかなホワイトフローラルの花々の香りのお線香です。
煙が少ないお線香なので、お盆の時期以外はお香(ルームフレグランス)としてもご使用いただけます。
オンラインショップでは、花のアレンジメントと香花伝のセットもご用意しております。
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