日本の手仕事を感じる萬古焼のフラワーベース毎日の暮らしに寄り添う「かもしか道具店」のカラフェ

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日本の手仕事を感じる萬古焼（ばんこやき）のフラワーベース
毎日の暮らしに寄り添う「かもしか道具店」のカラフェ

日常を楽しくする手仕事を探して

花や緑に囲まれた心ゆたかな生活を…。青山フラワーマーケットでは、一人でも多くの方に、花とともに過ごす時間を楽しんでいただきたいと考えています。
日本全国の信頼する生産者さんから届く花と同様に、花瓶も、日本の風土と手仕事が感じられるものを届けたい。いつもの日常を彩り、気分を上げる花瓶を探して出会ったのが、三重県菰野町で培われた萬古焼（ばんこやき）のカラフェです。

地域に根差し文化を未来へ繋げる

今回ご紹介する「かもしか道具店」は、三重県菰野町の窯元「山口陶器」が2010年に立ち上げた、「たのしく、しっかりとした生活文化」を発信するブランド。
菰野町から望む鈴鹿山脈のセブンマウンテンに生息する、天然記念物のニホンカモシカのように地域に根差し、未来に残す道具を製造したい、という思いから、「かもしか道具店」と名付けられました。

日々の暮らしに寄り添う道具は萬古焼の象徴

300年以上もの歴史を持つ四日市萬古焼は、江戸時代中期に陶芸を趣味とした豪商、沼波弄山（ぬなみこうざん）が釜を開き、自分の作品が永く伝わるよう「萬古不易」（ばんこふえき）の印を押したのが名前の由来と言われています。その後、煎茶の流行を受けて製作が始まった急須は、萬古焼の優れた技術の代名詞。隣に位置する菰野町でも、その匠の技は脈々と引き継がれています。

シャープなラインは職人技の賜物

鋭い注ぎ口で、お茶がたれることがなく、キレがよい。良質な急須と同様、萬古焼の技で作られたカラフェの注ぎ口は、花を美しい角度で見せるのにもぴったりです。使う人やシーンを思い浮かべながら、上質な原料を選び、土と向き合い、形状や生地に合わせて焼成しながら火と向き合う。まごころをこめた職人技が、シャープなラインの美しいカラフェを生み出しています。

さまざまな器と調和する色調のカラフェ

「食卓を通じ幸せを届ける」がモットーのかもしか道具店のカラフェは、テーブルの上でさまざまな器に合わせやすいのが特徴です。ツヤのある質感、深いグリーンとやさしいホワイトの色調を生み出す釉薬はオリジナル。原料となる鉱石や粘土など、自然が生み出した色彩は、湿気や温度などで仕上がりが左右されやすいため、10種類ほどの原料をブレンドするのがポイントなのだそう。

落ち着いた色味とほのかな光沢、すっきりしたフォルムは、どんな花色も似合う優れもの。グリーン、ホワイト、どちらの色味もヒマワリなどの明るいカラー、ダリアなどの深くシックな色合いにもマッチする懐の深さを備えています。
安定感があるので枝ものを入れてもぐらつくことなく、食卓を彩ります。
花をいけて飾るのはもちろん、空の状態で部屋に置いて眺めているだけでも楽しくなるカラフェ。お気に入りを長く使い続ける、そんな日々を過ごしてみませんか？

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