一乗ひかるさんが描くチューリップと花たち

幼いころクレヨンでチューリップの絵を描いた思い出のある人も多いのではないでしょうか?今回は、「チューリップにはさまざまなアイコンとなりうる存在感があります」と語る、イラストレーターの一乗ひかるさんにお話を伺いました。

作品に度々登場する、チューリップ
ふっくらと肉感豊かな女の子。 カラフルなスニーカーに服、そして花。ポップでセンシュアル、どこか懐かしさを感じさせるイラストで、広告や装画にひっぱりだこの一乗ひかるさん。2018年にフリーランスとして活動し始めた、新進気鋭のイラストレーターです。 一乗さんの作品を眺めていると、チューリップが繰り返し描かれているのに気がつきます。 単体で、あるいは風景の一要素として。 「どこか直線的で、男性的というか……甘くなりすぎない。 いわゆる花びらがたくさんある“お花”のイメージとは異なるのが、自分にしっくりとくるんです」。自身のホームページや名刺にもチューリップの絵が添えられていることが、一乗さんとチューリップの親和性を物語っています。
一乗さんが思う、チューリップの魅力とは
ずばり、その魅力は? 「象徴的な形、ですかね。シルエットでなんの花かが、子どもから大人まですぐに分かる。花の代名詞として描いている部分はあります」。 柔らかに弧を描く茎に、ピンとのびた葉。包みこむような花の形。 チューリップの花の繊細なディテールを見せるため「ラインどりには気を使います」とのこと。

花は作品のモチーフとともに生活を彩る存在
2018年7月には原宿のギャラリールモンドにて「花とおんな」というテーマでも個展を開催。花は一乗さんにとって、モチーフであるとともに生活を彩る身近な存在だと語ります。 「個展のお祝いで花をいただく機会も多いですね。自分が元気なときこそ花を飾りたくなります。枯れてしまうとさびしい気持ちになるので(笑)」

「今ちょうど、色々な花を描いているんです。花のフォルムを自己流に落とし込んで描いていますが、種類によって葉の形も花の形も違うのが面白いです。次はプロテアの花にチャレンジしてみたいと思っています」。

青山フラワーマーケットをイメージしたイラストを描いてもらいました
今回〈青山フラワーマーケットとチューリップ〉をテーマに描いてもらった作品には、パーカーを着た女の子のフードの中にさまざまなチューリップが。日常着とチューリップの組み合わせは特別な日の花ではなく、「日々の花」を届ける私たちのお店を体現しているかのようです。一乗さんが描く花の世界から、これからも目が離せません。

一乗ひかる(イラストレーター)
東京都在住。東京芸術大学大学院視覚伝達研究科修了。一年間のデザイン会社 勤務後、2018年よりイラストレーターとして活動。エモーショナルでグラフィカルなイラストレーションを手掛けている。2015年 第13回 1_WALLファイナリスト。

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