多肉植物・サボテンのお手入れ方法

特徴

多肉植物は肉厚の葉を持つ植物。原産地の違いにより、春夏に育つ夏型と秋冬に育つ冬型の種類があります。様々な形や品種があり、春には可愛らしい花がつくこともあります。
サボテンは体を覆うトゲが特徴的な植物。このトゲは進化の過程で葉が変化したものと言われています。

特徴的な肉厚の葉にたっぷりと水分を蓄えるので、水やり頻度は比較的少なめです。育てる上で一番大切なのは風通しです。

水やり

水やりについて

鉢・プランターの種類によって、水やり方法が異なります。
まずはお手持ちの植物がどのような鉢・プランターに植わっているのか確認しましょう。

>>鉢・プランターの種類について

サボテンや多肉植物は、葉や茎に水分をたくさん含むので、水のやりすぎに注意してください。
葉にシワがよる、土がカラカラに乾いている、そんな時が水やりのタイミングです。株元に直接水をかけずに、株の周りの土に水をかけると腐りにくくなります。
夏は涼しい時間帯(午前中か夕方以降)、冬は暖かい時間帯(日中)に水をあげてください。

土の乾き具合のチェック方法

土の表面を触ってみて、湿っているか乾いているか、確認します。
マルチング材が使用されている場合は、それらを避け、植物が植わっている用土を確認します。
表面が乾いている場合、土全体の乾き具合をチェックするため、鉢と土の境目に、菜箸や竹串、楊枝など木製の細い棒を、鉢の真中あたりまで挿し入れ5~10分置きます。(このとき根を傷つけないように注意してください。)
棒が湿って土がついてきたら、まだ水分が残っているサイン。

置き場所

明るく風通しのよい場所に置いてください。
植物はデリケートな生き物なので、以下のような場所は避けてください。

× 24 時間以上暗い場所
× 直射日光や西日のあたる場所
× 耐寒温度を下回る場所
× 強い風(エアコン含む)が直接あたる場所

害虫について

風通しや日当たりが悪い場所に置いたり、乾燥すると害虫が発生することがあります。
こまめな換気、葉水、布巾等で葉を水拭きするなど、日々のケアで予防できます。
害虫を発見したら、ほかの植物から離し、やわらかい布や歯ブラシなどを使い害虫を取り除き、そのあと殺虫剤を散布しましょう。
室内での薬剤散布は厳禁ですので、風の無い日に植物を屋外に移動させてから散布しましょう。

鉢・プランターの種類について

植物が植わっている容器を確認しましょう。
インナーポットといって、プラスチックやビニール素材の容器に植わっていて、鉢やプランターなどの器にはめ込まれている場合もあります。
その場合は、インナーポットの形状を確認します。

穴ありタイプ
底に穴が空いているタイプです。
余分な水が下から出るので比較的管理がしやすいです。
インナーポットは、はめ込まれている器から出してから水やりをします。
水が底から出てくるまで水をあげてください。
受け皿を使用している場合は、溜まった水を必ず捨てるようにしましょう。
そのままにしておくと、根が腐り、植物が傷む原因になります。

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穴なしタイプ
底に穴が空いていないタイプで、室内育成用(水耕栽培用)の用土を使うので衛生面でも安心。
水を与えすぎると、底に水が溜まり、根が腐る原因になるので、容器の4分の1程度の水をあげてください。

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底面給水タイプ
底面から水を吸い上げるタイプです。
水がなくなったら新しい水を入れて下さい。
一度にたくさん水をためず、こまめに新しい水に替えてください。
明るい場所に長期間置くと、光合成によりアオコと呼ばれる藻が発生して器内が汚れる場合があります。※植物に害はございません。

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