ほかのどこにもない、フレッシュさ。“ 朝摘みヒマワリ”が届く幸せ。

ヤマキ花卉園/千葉県


7・8月の毎週土曜日。関東エリアの一部店舗に、その日の朝に摘まれたばかりのヒマワリが届きます。

このうえなく新鮮な花との出合いをかなえてくれるのは千葉県館山市で真摯にヒマワリと向き合う、ヤマキ花卉園さん。美しさの追求だけに終わらない、品質向上への強い想いを持った生産者さんです。


AM3:30にはじまる収穫作業
夜が徐々に白み始め、鳥たちがさえずりだす午前3時半。まだあたり一帯が暗いなか、館山の海から程近いハウスに、ふわりと明かりがともります。朝摘みヒマワリの収穫がはじまりました。

小ぶりな鎌で、サクサクと手際よく刈り取られるヒマワリ。見る見るうちに鮮やかなイエローの束が二つ、三つと出来上がります。通常は蕾に近い状態で採花し、流通の段階で徐々に開花していくヒマワリですが、その日のうちに店頭に並ぶ朝摘みでは、開花した状態のものを刈り取ります。
夏が旬の花だからこそ、朝摘みで
「夏が旬のヒマワリこそ、一番新鮮な状態でお客様に届けたい」という、青山フラワーマーケットの想いから始まったこの取り組み。みずみずしさと花持ちがほかのものとは違う!と、毎年楽しみにされているお客様も多くいらっしゃる、夏の風物詩ともいえる企画です。

品質向上のためのたゆまぬ努力
新鮮で、日持ちが続くのは、もちろん“朝摘み”だからこそ。でも、それだけが人気の理由ではありません。ほかのヒマワリとは一線を画す、硬く締まった茎と、小ぶりで上向きの花。実はヒマワリは栄養を与えすぎると、花は大きく、茎も太くなり、花持ちが悪くなってしまうという性質があります。さらさらとした砂地の圃場(ほじょう)で栽培を行うヤマキ花卉園では、水はけがよく、肥料もちが悪いという土の特徴を生かし、水と肥料を極限まで減らして栽培することで、日持ちの良い、高品質な花作りを実現しているのです。

ほかには負けないヒマワリ
「水と肥料のあんばいが本当に難しい。そこはうちの親父が担当です」と語ってくれたのはヤマキ花卉園2代目の山田桂さん(=写真)。この道25年の父:滋さんが調整を重ね、細部に気を配りながら育てたヒマワリは、ハウスで採花後、作業場で葉を落とす作業を経て出荷となります。作業の際にも、手と目でしっかりと花の様子をチェック。「首の硬さ、茎の硬さはほかの産地には負けないと思っています」と、桂さんが胸をはるのも納得です。

品質向上への飽くなき工夫と、早朝の収穫作業。この二つが掛け合わさり実現した、ほかのどこにもない、一年に一度だけの“特別なヒマワリ”。いよいよ、青山フラワーマーケットの店頭に並びます。
(取材:2019年8月)


PRODUCER’S DATA

生産者画像

ヤマキ花卉園
(千葉県館山市)

千葉県館山市に3,000坪のハウスを構え年間10品種80万本のヒマワリを栽培。5つの環境負荷要素軽減審査をクリアした生産者に与えられる国際基準「MPS」を2013年に取得するほか、4年前には「日持ち性向上対策品質管理」認証を取得。名称の由来は昔から使用していた屋号の「喜平」と苗字から。

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