ONE FLOWER ONE GREEN
2018.08.01 UP
ショップスタッフによる、旬の花1種類、グリーン1種類のシンプルな花いけです。簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
アンスリウム×利休草
今月のメインは、アンスリウム。細いラインが軽やかな利休草を合わせます。
今回のスタッフ N.Sato
夏の暑さを忘れるワントーンアレンジ
つやつや輝くハート型が個性的なアンスリウムは、発色が良く夏らしさ満点の花。ライトグリーンの花に、同系色の利休草を合わせて涼しげに仕上げます。花瓶の口元にアンスリウムを挿して重心を作ったら、ゆるやかな弧を描く利休草で高さと動きをプラス。風になびくような爽やかさが、夏の暑さをひととき忘れさせてくれます。
完成
今月のレシピ
アンスリウム
[サトイモ科アンスリウム属]
夏を飾る定番花のひとつ。日本には、1950年代にアメリカから輸入されました。7月~8月の暑い時期に店頭に多く並びます。水揚げがよく、花持ちよし、水も濁りにくいので、夏にはぴったり。花弁に見えるハート型は苞、花は突起部分に集まっています。白や黄色、赤、ピンクなど色も様々です。
リキュウソウ
[ヒャクブ科ヒャクブ属]
中国原産の薬用植物「ビャクブ」のことで、花屋や茶道の世界では「利休草(リキュウソウ)」の名で呼ばれますがその由来は不明。動きのある先端と、つやっとした薄黄緑の葉が、アクセントに使いやすいグリーンです。