産地直送 Aoyama DIRECT 摘んでから、まっすぐお客様のもとへ。生産者レポート PRODUCER’S REPORT

伊豆大島から届く、甘く濃厚な香りをまとった

クチナシの花

春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイと並び、初夏を代表する香りの花としてわずかな期間だけ出回るクチナシ。
この花を伊豆大島で栽培をしているのは、2人あわせて160歳を超えるおじいちゃんたちなのです。
伊豆大島から届く、甘く濃厚な香りをまとったクチナシの花
なめらかな質感の真っ白な花びらと、存在感を放つ甘い香り。
姿は見えなくても、どこからともなく広がってくる香りに、思わず足を止めたことはありませんか?

春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイとともに、季節の移ろいを教えてくれる香りの花として人気を集めているクチナシは、森林などに自生するほか、園芸用として庭先などに植えられることが多い花です。

そんなクチナシが切花として青山フラワーマーケットにやってきたのは、9年前のこと。
その強い芳香ゆえに、花としての旬が短く、花屋が切花として扱うには"不向き"といわれてきたクチナシは、現在でも非常に流通量の少ない花のひとつです。
それでも、「この香りをたくさんの人に楽しんでいただきたい」という生産者さんたちの想いとそれを届けたいという私たちの想いを込めて今年もまた、伊豆大島からクチナシの甘い香り がふわりふわりとやってくるのです。
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明るく元気、太陽みたいな 伊豆大島のスーパーおじいちゃん?!
東京・浜松町から高速船で2時間弱。伊豆七島のひとつ、伊豆大島は、常春の島と呼ばれるほど冬も比較的暖かく、温暖な気候を生かした花栽培が盛んに行われています。
しかし、10年ほど前までは、40名近くの方がクチナシの栽培に携わっていたのですが、今では島で数名だけになってしまったのだそう。そのうちの2人の生産者さんが、青山フラワーマーケットのために、クチナシの栽培を続けてくださっています。

2人あわせて、160歳超え!
お酒と歌が大好きな、陽気で元気な、太陽のようなスーパーおじいちゃん達が、この花を育てているのです。

暖かな日差しと温かな思い。 5年分の愛情がこもったクチナシ
おじいちゃんたちが作っているクチナシは、「オオヤエクチナシ」と呼ばれる大輪、八重咲きの品種。
挿し木で苗を育て、5年の歳月を経てやっと出荷されるのです。

私たちがお客様にお届けするクチナシは、なんといってもその大きさと香りの力強さが魅力。本来は、地植えから3年で採花できるのですが、5年間じっくり土で育て、太陽の光と愛情をたっぷり注ぐことで、ほかにはない、可憐さと強さをあわせもったクチナシが生まれるのです。

「きれいな水で咲かせて、白い花の香りを楽しんでほしい」。クチナシの花のように、シンプルに花の魅力を届けたいと願う生産者さんたちの想いを込めて、今年もまた、クチナシの花が届きます。

わずかな時間しか楽しめない、貴重な香りと想い、ぜひ感じてください。
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PRODUCER'S
DATA

梅田亀雄さん(82歳/梅萬農園)
吉川権四郎さん(86歳/吉川農園)
( 写真左から )

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伊豆大島でクチナシをメインに、花木、実もの、枝ものなどの栽培に取り組む。それぞれの畑でクチナシを栽培し、市場を経由してそのすべてが青山フラワーマーケットに届けられる。後継者問題と向き合いつつ、今年も元気な笑顔で花栽培を行っています。