摘んでから、まっすぐお客様のもとへ。生産者レポート PRODUCER’S REPORT

4月18日は「ガーベラの日」

JAとぴあ浜松PCガーベラ販売部会

品種数、出荷数で全国No.1を獲得した「PC」の秘密とは?
結婚式の主役になるような高品質のガーベラを効率よく作りたい。
そんな想いで、1989年に産声を上げた「JAとぴあ浜松 浜松PCガーベラ」。

簡単に言えば、ガーベラの生産者さんたちのグループなのですが――"PC"って何の略?と思いますよね。
PCとは、「パッキングセンター(正式には「出荷調整施設ガーベラパッキングセンター」)を意味しています。

浜松PCガーベラを知るために、まずは、お店にあるガーベラを思い出してみましょう。

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効率アップが生み出した高品質、多品種の「産地ブランド」
店頭に並ぶガーベラたちは、花びらをすぼめるように、ビニールのカバーがかかっています。
花びらを保護するためのこのキャップを1本ずつかけていく作業は、かなりの労力が必要になり、生産者さんにとっては大きな負担になっていました。

浜松PCガーベラでは、それを打開するために、地元の企業と共同でキャップ掛けの機械を 開発・導入し、作業効率を大幅にアップさせたのです。その結果、品質向上や販売活動に力を注ぐ時間を確保できるようになったのだそうです。

全国各地のお花屋さんをはじめ、花にまつわるイベントなどに積極的に足を運び、ガーベラはもちろんのこと、花の普及活動にも、文字通りパワフルに取り組んでいるのです。そして現在では、知名度、出荷量、品質とあらゆる面で、「浜松PCガーベラ」の名前が認知されるようになりました。

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浜松PCガーベラ独自の生産体制とガーベラ作りへのこだわり
「浜松PCガーベラ」は静岡県西部 浜名湖畔に位置する浜松市でガーベラの切花を生産・販売する14名のグループ。

ガーベラが一番シャキっとしている朝、はさみを使わずに、手で1本ずつ茎をひねって抜いていきます。そして、それぞれがパッキングセンターに持ち寄り、最終的な選別を経て出荷の準備が進められていきます。産地によっては、出荷前に水揚げする場合もありますが、浜松PCガーベラは水揚げせずに、パッキング後、保冷した状態ですぐに市場に出しているそうです。

ちなみにセンターでは、1時間に約2,000本のスピードで作業が進められています。「センターにまとめることで、品質の管理や情報交換がしやすくなりました。規格や品質をそろえるためのルールやチェックを徹底していることが、クオリティの向上にもつながっていると思います」。

多くの人に愛される花だからこそ、量やスピードはもちろんのこと、質にも徹底的にこだわる。ガーベラがたくさんの人を笑顔にする理由は、生産者さんたちのこんなこだわりと熱意があるからなのかもしれません。
おまけコラム
■ガーベラのいろは
2,000品種以上があるといわれているガーベラ。
"ガーベラは開きやすい・というイメージを持たれがちですが、花びらが大きく反り返るのは、花が「伸び」をしているからなのだとか。キャップをつけて出荷されたガーベラが一時的に「伸び」をして広がっているだけなので、品質には問題ないとのこと。水が下がっている場合は、茎や花が柔らかくなるので、水を取り替えて直射日光の当らない涼しい場所に飾りましょう。
  ■PCガーベラのさまざまな試み
パッキングセンターの設立でできた時聞を、品質の向上や花の普忍活動に力を注いでいる浜松PCガーベラ。
特に青山フラワーマーケットをはじめとする小売店や花にまつわるイベントなどに、"シャガール板"と呼ばれるディスプレイ什器などの貸し出しを行い、PR活動を積極的に行っている。また、『ピロロとクララ」という名前のオリジナルキャラクターをキャップや箱に描いたり、子供たちを対象とした 見学会なども実施している。
 
■青山フラワーマーケットのスタッフがネーミング!
2007年新品種「パールシュシュ」「プチシャロット」から、2008年新品種「プチコンベルサ」「プチキュレル」「プチクラウディ」「プチキャディリーヌ」、2009年新品種「プチシトラス」2010年新品種「プチクラージュ」と、なんと青山フラワーマーケットのスタッフが命名したガーベラもあるのです! ぜひ、店頭で探してみてくださいね。
「パールシュシュ」「プチシャロット」
  ■4月18日は「ガーベラの日」
ガーベラは、南アフリカ原産のキク科。
日本で初めて品種改良のガーベラが誕生したのが、1958年4月で、4月はガーベラの出荷最盛期。
「418(よいはな)ガーベラ」にちなみ、4月18日を「ガーベラの日」として日本記念日協会に登録されたそう。

■ガーベラを長く楽しむには??
お水の量は少なめ!
花瓶の水は茎の先端が5cmつかる程度にしましょう。
茎を切り、水をこまめに変えましょう!
切り口を新しくすると水が上がりやすくなります。ハサミで少しずつ切り戻しをしましょう。

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PRODUCER’S
DATA

JAとぴあ浜松PCガーベラ販売部会
( JA TOPIA HAMAMATSU )

生産者画像

静岡県浜松市に、1989年に設立。
生産者さんが集まり、年間約1600万本のガーベラを出荷(全国1位)。
2004年に「出荷調整施設ガーベラパッキングセンター」を設立し、現在の生産スタイルとなる。
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