産地直送 Aoyama DIRECT 摘んでから、まっすぐお客様のもとへ。生産者レポート PRODUCER'S REPORT

ポインセチアの葉のキレイさ、バランスの良さ

吉岡

クリスマスを彩る花として、もっとも有名な「ポインセチア」。
赤とグリーンが作り出す、とてもシンプルな美しさ。でも、その美しさは、一朝一夕に作られるものではなく、きめ細やかな手入れの賜物なのです。

農林水産大臣賞の受賞歴を持つ、麗子ブランドの"作品"

数あるポインセチアの中でも、最上級の美しさをまとった埼玉県の生産者「吉岡麗子さんのポインセチア」。スタッフにも大人気で、いまや麗子ブランドとして確立した見事な逸品です。
「麗子ブランド」の一品は、見る人の心を釘付けにする華やかさを放ち、2011年に開催されたオールジャパンポインセチアフェアでは3寸ミニポインセチアで「日本ポインセチア大賞」を受賞、またポインセチアのリースでは「ベストデザイン賞」を受賞されました。

飾る場所や楽しむ人との距離を考えて、その魅力を最大限に引き出す

花のプロたちが集まる品評会でも、常に注目を集め、絶賛されている麗子さんのポインセチア。
最大の魅力は、なんといっても色鮮やかな赤とグリーンの絶妙なバランスのよさ。そしてしっかりとした苞のボリュームです。 「お手ごろのタイプで人気のある"プレミアムシリーズ"は、定番だからこそ丈夫さとボリュームを重視して、ほかとの違いを出すようにこだわっています。小 さくて手に取りやすいミニタイプは、じっくり見つめられるポインセチア。だからこそ丁寧に育てることを心がけています」。
自宅用に適したサイズ。さらに、楽しむ人たちにとってもっとも美しく見えるバランスを考えながら、その魅力を引き出しているのです。
生産者レポート画像生産者レポート画像

量を作ることよりも、丁寧に、より上質なものを作りたい

850坪の広さで栽培されているポインセチア。麗子さんの一番のこだわりは、そのすべての鉢に、ひとつひとつ手で水やりをしていること。「必ず一鉢一鉢を見ることになるので、虫はついてないか?病気になっていないか?など、細かな変化に気づきやすくなります。」と、麗子さん。

「通常、底面灌水といって、鉢の底から一気に水を吸わせる方法が多いのですが、生育段階での水のあげ方により、根の量が違ってくるため、一鉢一鉢の水の乾き具合を見極めながら、ハウス内のすみっこの一鉢も、毎日顔を合わせて水やりをしています」。
また、水やりに使うハスクチ(ジョウロの注ぎ口)にもこだわりが! 株の大きさや仕上がり具合いによって、目の粗さを使いわけているのだとか。鉢の個性に合わせて愛情を注ぐからこそ、力強い根が育つのです。 そして、美しい葉を作るためにもひと手間。鉢の間のスペースをできるだけ広くとることで、苞や葉が蒸れず、ボリューム感たっぷりに仕上がるのです。

量を作ることよりも、丁寧に、より上質のものを作ることにこだわる。それが、麗子ブランドを確立させてきたのです。

毎日毎日手塩にかけて育ててきたポインセチアたちを一気に出荷する11月。 嬉しいけれど、やっぱり手放すのはもったいない!という寂しい気持ちになるという麗子さん。 今年は雪害の影響により生産量が減少してしまったため、より貴重になってしまったポインセチアを この子たちが一つ一つ、お店を経てどうにか無事にお客様に行き着いて欲しいと願いながら出荷するそうです。

今年のクリスマスは、こだわりのポインセチアと一緒に、華やかなおうちクリスマスを楽しんでみませんか?
生産者レポート画像生産者レポート画像
おまけコラム

ポインセチアのいろは

花のように見える赤い部分は、「苞(ほう)」と呼ばれるもの。
花は、その中に小さく集まって咲いています。定番の赤のほかに、最近では、白やピンク、黄色なども出回っています。
原産国はメキシコで、花の咲く時期やその真っ赤な色から、「キリストの血」の色に例えられることも。
花言葉は、「祝福」。贈り物にもぴったりですね。
※花言葉は、諸説あります。

ポインセチアの育て方

ポインセチアを弱らせてしまう原因のほとんどは、水のやりすぎ。
土が乾き、苞が下がってきたら、鉢底から流れ出るまでたっぷり水を与えます。受け皿を使用している場合は、残った水を必ず捨てるようにしましょう。
また、室内の日光がよくあたる場所に置き、暖房の風が直接当たらないようにご注意ください。

生産者画像

PRODUCER'S
DATA

吉岡麗子(REIKO YOSHIOKA)
(写真左)

地図

ポインセチアを作り始めて、今年で16年目。
埼玉県深谷市。ユリの鉢物生産をしていたお父様の農園の一角で、研修先で学んだポインセチア作りをはじめる。ほかにはない苞のツヤやボリューム、バランスのよさは、あっという間に花業界の評判に。
「妹の真美子(写真右)とアイディアを出し合って生産しています。視野も広がり、心強い戦力です。楽しんで生産しています!」